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【アインシュタイン・ファクター】天才の思考を手に入れるイメージストリーミング!

アインシュタイン・ファクター(文庫)

アインシュタイン・ファクター(文庫)

 

”あなたの無限の可能性を引き出すイメージ・ストリーミング、フォトリーディング、モデル・シンキング…人生を一変する、天才たちの思考法。学習促進効果の研究に生涯を費やしてきた人々の25年間の集大成。”-Amazonより

 

【レビュー】★★★★☆

【キーワード】脳トレ/天才/潜在意識/右脳

書店で帯を見て購入(笑)

モーツアルト(2台のピアノのためのソナタ長調K448)を 聞くだけで知能指数IQは上げることができる。これはアメリカ合衆国カリフォルニア大学の研究者たちが報告した事実で、要は訓練しだいで誰でも天才の思考を手にすることができるという。

 天才になれるかどうかは別として、天才へのヒントが得られる本だった。

 本の内容

潜在意識が鍵

天才は大体が潜在意識と上手く付き合っていてアインシュタインもそこから閃きを得ていたらしい。

意識的に潜在意識にアクセスするには明晰夢睡眠中にみる夢のうち、自分で夢であると自覚しながら見ている夢のこと≫のような状態が好ましいが、通常の人は明晰夢を見るために沢山の訓練をするし下手したら見ることができない。
それほど明晰夢を見るには難しいとのこと。そりゃ夢を好きなようにコントロールするなんて天才になることを諦めてもいいほど魅力的なんだから簡単にはできるまい。
空を飛んだり好きな人とデートしたりムフフな訳で・・・。
 

そこで、そんな通常の人の為に明晰夢と同じように潜在意識にアクセスする方法【イメージストリーミング】をこれでもかってほど紹介されているのが本書。

イメージストリーミングの方法
  • リラックスする
  • 心にイメージする
  • 大きな声でパートナーまたはボイスレコーダーに説明する

ポイントとなるのは、説明する内容はすべて「現在進行形」で説明すること。

そして、大きな声で説明すること。

なんでも、イメージストリーミングは「不眠症」に効くほど眠りを誘うらしく、アインシュタインでさえ深い考えをする時は眠らないように手に石を持っていたそう。

そこまでして考えようとしているのがすごい。さすが天才だ。

 そして、パートナーやボイスレコーダーで語った内容からフィードバックすることが大切で、そこで自分でも知らなかったヒントに気付けるらしい。

 人によっては心でイメージするのが難しいらしいけど。かくいう私もいまいちイメージしきれず、結構難しい。。。

とにかく練習することで身に付くらしいのでイメージ力を鍛えるためにも長く続けてみようと思う。

 

それにしても、天才は変な奴が多いというけれど、確かにそう思う。

ボーっとリラックスした体勢の奴が支離滅裂なことをデカイ声で喋っているわけで、友人や家族がそんなことをしていたらおかしいとしか言えないし、そっと病院を紹介してしまう。

だがここで行動することが未来を変える、羞恥心に負けては駄目だ。そう信じてやるしかない。いつだって未来を変える奴は変人なのだ。

潜在意識を信じる
本を読んでいる時、勉強している時、会議の時、思い付いたことをメモする。全く関係ないことでも書く。
そうすると真剣に聞いている時よりも記憶に残りやすいらしい。
きっと潜在意識が覚えているんだろう。人間は100%を記憶することができるにで潜在意識には今までの記憶が詰まっていると著者は言う。
同じ原理なのがフォトリーディング。読まずに読むことで記憶する。それにアクセスして心の思うままに必要な部分だけを取り出す。
きっと思い浮かんだイメージが脳の記録へのタグ付けみたいなものなのかもしれない。そんな記憶方法もある事だし。
ただ言えるのは頼りすぎずに信じること。きっと潜在意識に依存しすぎるとスピリチュアル的なモノに溺れすぎるし、できないと思うことで脳は単純だから本当にできなくなる。
とにかく書くことはしよう。見返す為じゃなくタグ付けする為の書き殴り。

気になったこと

思考は現実化する〈上〉

思考は現実化する〈上〉

 

▲訳者が一緒なのとちょっと紹介文を見て面白そうだったので

 

利己的な遺伝子 <増補新装版>

利己的な遺伝子 <増補新装版>

 

 ▲ハワード・ブルームが引用していて遺伝子目線での解釈が面白そう。

人物

◆ハワード・ブルーム/Howard Bloom

遺伝子レベルで自然界の冷酷さなどの内容の本を書いているっぽい人。

書いた本が見たかったが翻訳されていなかった。。。

気長に翻訳されるのを待つしかない

 

◆レイモンド・ムーディ/Raymond Moody

臨死体験の研究をしている心理学者。

どんな目線での研究なのかはよく知らないが、潜在意識などの『脳が作り出す幻』としての目線で著者している本を見ようと思った。

 

モーツアルト

 あらためて聞くと良かったので人物や歴史を知りたい。

気付いたこと

 思考は伝染すると云う考え方。ドーキンスの言うミーム※人々の間で心から心へとコピーされる情報≫のように思考回路が伝染するなら天才の周りには天才が集まる理由がわかる気がした。

トキワ壮の狭いアパートの中、あるいは幕末の一瞬の時代の中、そしてギリシャアテネという都市国家で様々な【才能】が集まっていた理由なのかもしれない。

はじめから彼らは天才に生まれたわけではなく、ほんの少しのきっかけが互いを刺激し合いシナプスが弾ける様に彼らを天才へと導いたのかもしれない。

だとしたらメンターを作る理由にもなるし、付き合う人を考えた方がいい。

類は友を呼ぶなら、友になれば類になれる。

 

しかし、自分が天才の類ではないので周りに

天才がいない!ΣΣ(゚д゚lll)!

まとめ

右脳や潜在意識の可能性を改めて実感させられる本だった。思考は伝染すると云う事に気付けただけでも購入の価値はあり。

モーツアルトが脳に良いことは聞いていると実感する。何となく集中力も増す気がするしスッキリする。

あながち聞くだけで自律神経が~ってのも嘘じゃないのかもしれない(笑)

 マインドマップ

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